遺族の心の整理

お葬式の大切な意義

葬儀に参列されたことがある方は、その場で色々な事を感じることがあるものでしょう。
悲しみ、生と死に対する想い、悔やみ、または自分の生き方をも感じる場であるかもしれません。
では、お葬式の意義とは一体どのようなものなのでしょうか?

これについては、色んな考え方や説があるかとは思います。
例えば、宗派が違うだけでも、故人の扱い方すら変わりますし、お経を読む僧侶によっても葬儀の定義は異なると言えるでしょう。
一つ言えることは、お葬式とは明るい場ではないということ、というくらいです。
しかしこれすらも我々日本人の感覚に過ぎません。
他国では葬儀は歌って騒いで送り出す場という国すら存在します。
ですから意義は考え方により大きく異なると言えるでしょう。

一般的に言える葬儀の意義は、故人との別れを悲しみ、人間の生と死についてもう一度考え直し、そして故人が新たに進まれるあの世へのお見送りをする場というのが、お葬式の意義ではないでしょうか?
勿論故人のための葬儀でありますが、お葬式というのは、残された者の心を整理させる場でもあります。

お坊さんの説教を聞いて感じること、ご遺族の表情や言葉を聞いて感じること、また棺の中で眠る故人の顔を見て感じることなどこれら全てがお葬式の大切な意義と言えるのではないでしょうか?
宗派や年代、また故人との付き合い方によりお葬式の意義は異なるかもしれませんが、故人を悼むことで、お葬式から何か学ぶ必要がある場であることは間違いありません。

生きていることや健康であることを当たり前とせず、また死ぬことが必ずしも辛いという風に決めつけるのではなく、故人様は苦しみから解放され天へ召されるのだと考え、そのお別れ、または心の整理の場として、お葬式といものの意味を感じてみて下さい。

お葬式は勿論悲しいものです。
しかし悲しいだけではない場、何か再生をも感じさせる場として一度触れてみて下さい。

Menu